正しい筋トレ方法で <スクワット> 基本姿勢とNG姿勢について

筋トレ
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はじめまして、<こと> です。

理学療法士として、運動やストレッチ、食事と幅広い分野を発信していきます。

とりぴよ君
とりぴよ君

スクワットは一番な筋トレかもね

レッサー君
レッサー君

確かにスクワットと聞いてわからない人はほとんどいないかもしれないね
でも、正しいフォームで行わないとかえって怪我や痛みを引き起こす可能性があるからね

筋トレと言えば

まずは「スクワット」と思い浮かべる人が多いかと思います.

もちろん正解です、大きな筋である大腿四頭筋や殿筋群を鍛えられるため

筋トレ効率も良ければ、基礎代謝も上がるため鍛えて損はないです.

しかし、スクワットも基本姿勢や実施方法があります.

間違った姿勢(フォーム)で行うことで股関節や膝関節への負担が大きくなり

怪我や痛みを引き起こす可能性があります.

そこで今回は、「スクワット」の基本姿勢とNG姿勢について説明していきます.

この記事は以下のような方におススメです.

  • スクワットを正しい姿勢で行いたい
  • スクワットの正しい姿勢を知らない
  • スクワットで膝を痛めたことがある

この記事を読むことで、スクワットの基本姿勢を知ることができ、より効果的なスクワットを実践できます.



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スクワット ~基本姿勢・開始姿勢~

横から見たスクワット ~開始姿勢~

まずは横から見た開始姿勢から説明していきます.

1点だけ意識してほしいところがあります

それは、なるべく腰が曲がらないように、上体を若干前に傾けることを意識しましょう.

正面から見たスクワット ~開始姿勢~

次は正面から見た開始姿勢を説明していきます.

意識してほしいところは2点です.

①肩幅くらいに足を開く.
②膝と爪先は同じ方向を向く.


開始姿勢から間違えてしまうと、実際にスクワットをするときに修正がきかないので

開始姿勢から意識していきましょう.

スクワット 

スクワット ~実施編~

スクワットを行う上で意識することは

①上体を丸くなりすぎないようにしっかり立てること
②膝が爪先の前に出ないこと
(画像はギリギリです笑)

を意識してほしいです.

後述するNG姿勢にも繋がってきますが、意識しないと痛みに繋がる恐れがあります.

スクワットは膝を曲げる意識よりもお尻を落とす(椅子に座る)イメージで行うとより効果的になります.


また、疲労が起きるまで回数重ねることも効果的ですが

ゆっくり時間をかけてスクワットを行うことも負荷がかかるため効果的になります.
→スロートレーニングについては「効果up 運動速度<スロートレーニング・パワートレーニング>」

スクワット ~NG姿勢~

次にスクワットを行う上でのNG姿勢について説明していきます.

NG姿勢 ~膝が爪先より先に出る~

1つ目は膝が爪先より前に出てしまうパターンです.

これは膝関節に負担がかかるため膝の痛みの出現・増悪に注意が必要です.

さらに本来鍛えられる殿筋群にあまり負荷がかからないため、スクワットの効果は得られにくいです.

NG姿勢 ~膝が内側に入る~

2つ目はスクワットを行う際に膝が内側に入るパターンです.

これは大腿四頭筋の中の「内側広筋」や内転筋群(足を内側に動かす筋)の負荷がかかりづらく

バランスよく鍛えることができなくなっています.

膝と爪先が同じ方向で真っ直ぐスクワットを行うことを意識しましょう.

まとめ

今回のまとめは以下の通りです.

  • スクワットは腰が曲がらないように上体を若干傾けて
    ①肩幅くらいに足を開く
    ②膝と爪先は同じ方向を向く
    椅子に座るイメージで行う
  • 「膝が爪先より前に出る」・「膝が内側に入る」と膝関節への負担や効果的な筋力増強を見込めない

運動をする上で、怪我はつきものです.

しかし、基本姿勢や実施方法をしっかり理解することで

少しでも怪我のリスクは下げることが可能だと思います.

簡単な動作だからこそ基本に忠実に行っていきましょう.

ご覧いただき、ありがとうございました。
ご意見や投稿してほしいことの依頼等いつでもお待ちしております。